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491252 Views知らないと後悔する!エクソソーム治療の危険性・副作用を解説

「エクソソーム治療って本当に安全なの?」
「副作用や危険性について詳しく知りたい」
エクソソーム治療に関して、このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
エクソソーム治療は美容や健康分野で注目を集めている新しい医療技術です。さまざまな効果が期待できる一方、安全性に関する懸念の声も上がっています。
新しい治療法だからこそ、リスクについてもしっかりと理解しておくことが大切です。
この記事では、エクソソーム治療の危険性や副作用、デメリットについて解説します。
また、安全に治療を受けるためのポイントや、「効果がない」と言われる理由についても紹介していきます。
エクソソーム治療を検討されている方は、正しい知識を身につけて、安心して治療選択ができるように準備をしましょう。
エクソソーム治療に潜む3つの危険性
エクソソーム治療は美容や健康分野で注目を集めている一方で、危険性があることも事実です。
「話題の治療だから安全」と考えるのではなく、リスクを理解した上で治療を検討しましょう。
エクソソーム治療において知っておきたい危険性は、以下の3つです。
- 製剤の品質による危険性
- 死亡事故例がある危険性
- がんが悪化する可能性がある危険性
それぞれみていきましょう。
製剤の品質による危険性
エクソソーム製剤は、骨髄・歯髄・脂肪・臍帯血などから得られる幹細胞を培養し、その培養液の上澄みを精製して作られています。
この製造過程において品質管理が不十分な場合、トラブルが生じる可能性があるのです。
たとえば、製造過程や管理体制に不備があると、エクソソーム製剤に不純物が混入する恐れがあります。
またドナー由来の細胞を使用する際、適切なスクリーニングが行われていないと、感染症のリスクが高まります。
死亡事故例がある危険性
過去にエクソソーム投与が原因とされる死亡事故が発生した、という話があります。
事故の詳細は正式に公開されていない部分が多いですが、事故があったことは事実です。
また一部の情報によれば、患者の死因は「敗血症」とされています。
つまり、患者に使用されたエクソソームが適切に管理されておらず、ウイルスや細菌に侵された状態だったことが考えられるでしょう。
この事故は製剤の品質管理に問題があったケースと疑われています。
事故が発表されているのは1件のみです。
適切な品質管理と安全基準を満たした施設で行われるエクソソーム治療は、基本的に安全性が高いとされています。
参照:【お知らせ】エクソソーム試薬に係る監視指導について(医薬局監視指導・麻薬対策課) – 再生医療抗加齢学会 AARM
がんが悪化する可能性がある危険性
エクソソーム治療における深刻な懸念のひとつが、がん細胞への影響です。
エクソソームは細胞の再生や活性化を促す働きがありますが、この作用は正常な細胞だけでなく、がん細胞にも影響を与える可能性があります。
つまり、エクソソームが体内にあるがん細胞を増殖させ、細胞を刺激して転移しやすいように促すリスクがあるということです。
がん細胞を増殖させる恐れがあるため、現在がんを患っている方や、過去にがんの治療歴がある方は、エクソソーム治療を受けることができません。
また、現時点でがんの診断を受けていない方でも、体内に潜在的ながん細胞が存在する可能性を完全に否定することはできません。
このことから、エクソソーム治療を受ける前には、必要に応じて適切な検査を受け、医師と十分に相談することが重要であるといえるでしょう。
エクソソーム治療の副作用
エクソソーム治療を受ける際に知っておきたいのが、起こりうる副作用についてです。
どのような医療行為にも副作用のリスクは存在しますが、エクソソーム治療においても例外ではありません。
エクソソーム治療で起こりうる主な副作用は以下のとおりです。
- アレルギー反応
- 注入部位のトラブル
それぞれ解説します。
アレルギー反応
体質によっては、エクソソーム製剤に含まれる成分に対してアレルギー反応を起こす可能性があります。
稀ではありますが、体質によってはアナフィラキシーショックという重篤なアレルギー反応を起こす場合も考えられます。
アナフィラキシーショックは、呼吸困難や血圧低下、意識障害などを引き起こす状態のことです。
生命に関わることもあるため、危険性については把握しておきましょう。
なお、このようなアレルギー反応は、エクソソーム治療に限ったものではありません。
注射や点滴による治療、薬剤投与など、どのような医療行為においても起こりうるリスクといえます。
過去にアレルギー反応を起こした経験がある方は、必ず事前に医師に相談しておきましょう。
治療を行う医療機関が、万が一アレルギー反応が起きた場合に迅速に対応できる体制を整えているかどうかも確認しておくことも大切です。
参照:アナフィラキシー – 12. 免疫学;アレルギー疾患 – MSDマニュアル プロフェッショナル版
注入部位のトラブル
エクソソーム治療では注射や点滴による投与が一般的です。
治療後に、注入部位に痛みや腫れなどの症状が現れることがあります。
よく見られる注入部位の症状は、以下のとおりです。
- 痛み:注射針を刺した部位に痛みを感じる
- 腫れ:注入部位が一時的に腫れる
- 赤み:注入部位やその周辺が赤くなる
- 内出血:注射により毛細血管が傷つき、青紫色の内出血が生じる
- 熱感:注入部位に軽度の熱感を感じる
これらの症状は、注射による物理的な刺激や、体の自然な炎症反応によるものです。
ほとんどの場合一時的なもので、数日から数週間で自然に改善することが多いでしょう。
エクソソーム治療のデメリット
エクソソーム治療には副作用以外にも、治療を検討するうえで知っておくべきデメリットがあります。
治療を受ける前に、デメリットについてもしっかりと把握しておきましょう。
費用が高額
エクソソーム治療のデメリットのひとつが、治療費が高いことです。
エクソソーム治療は保険適用外の自由診療となるため、治療費は全額自己負担となります。
クリニックによって料金設定は異なりますが、一般的に、1回の治療で数万円から10万円程度かかります。
また、エクソソーム治療は一度の施術で完了するものではなく、効果を維持するためには定期的な治療が必要とされる場合が多いでしょう。
そのため、長期的に見ると費用負担が非常に大きくなる可能性があります。
治療を検討する際には、初回の費用だけでなく、継続治療にかかる総額についても事前に確認し、経済的に無理のない範囲かどうかを慎重に判断しましょう。
効果や持続期間には個人差がある
エクソソーム治療で得られる効果や、その持続期間には大きな個人差があります。
体質や年齢、健康状態、生活習慣などの違いにより、同じ治療を受けても人それぞれ異なる結果となる可能性があるのです。
治療の結果、期待していたような効果が得られない可能性も考えられます。
治療前のカウンセリングでは、医師とよく相談し、現実的な効果の見込みについて確認しておくことが大切です。
未承認医薬品であり法規制が整っていない
エクソソーム治療に使用される製剤は、現在のところ未承認医薬品です。
そのため、エクソソーム製剤の使用方法や投与方法について、明確な規定や統一された基準が存在しません。
自由診療の場では、医師の責任と判断において治療が行われます。
選ぶクリニックにより効果や安全性の基準が大きく異なることもあるでしょう。
また、エクソソーム治療は新しい治療法であり、長期的な安全性についても、まだ十分なデータが蓄積されていないのが現状です。
今後の研究により、新たな危険性や副作用が発見されるリスクもゼロではありません。
これらの点を理解した上で、信頼できる医療機関と医師を選択することが重要です。
献血ができなくなる
エクソソーム治療を受けた場合、献血ができなくなります。
エクソソーム治療では、ヒト由来の幹細胞培養上清液を使用しています。
幹細胞培養上清液について、現在の検査技術では完全な安全性が確認できていないため、感染症などのリスクを完全に排除できません。
そのため、エクソソームを使用した治療を受けた方の献血は制限されています。
普段から献血に協力している方や、将来的に献血を考えている方にとっては、デメリットとなるでしょう。
安全に治療を受けるためのポイント4つ
これまでエクソソーム治療の危険性や副作用、デメリットについて解説してきました。
適切な知識を持ち、正しい方法で治療を受けることで、これらのリスクを大幅に減らすことができます。
安全にエクソソーム治療を受けるために、以下の4つのポイントを確認しましょう。
- 信頼できる医療機関・医師を選ぶ
- エクソソーム製剤の品質を見極める
- アレルギー歴や既往歴を正確に伝える
- 十分な説明を受けてから施術を受ける
それぞれ解説していきます。
信頼できる医療機関・医師を選ぶ
エクソソーム治療を受ける際には、必ず信頼できる医療機関と医師を選びましょう。
具体的には、製剤の品質管理や保存環境、専門性、経験、実績のある医療従事者による施術であるかどうかを確認することが大切です。
また、治療前に良質なカウンセリングを受けられるかどうかも重要です。
丁寧な説明、リスクや副作用についての正確な情報、患者の質問に対する誠実な対応などが見られるかどうかを確認しておきましょう。
治療を急かしたり、リスクについて十分に説明しなかったりする医師やクリニックは、避けた方がよいでしょう。
エクソソーム製剤の品質を見極める
品質の悪い製剤は、治療効果がないばかりでなく、感染症を引き起こしたり健康被害につながったりと、危険性も高まります。
リスクをできる限り避けるためにも、製剤の由来や製造元、製造プロセス、品質管理体制などについて詳しく説明を受けましょう。
これらの情報をはっきりと開示できるクリニックは、製剤の品質管理に真剣に取り組んでいる証拠であるといえます。
また、診察やカウンセリングの際に、そのクリニックがどのような基準で製剤を選んでいるか、なぜその製剤を使用しているのかについても質問してみましょう。
明確な根拠に基づいて製剤を選択しているクリニックの方が、より信頼できるといえるでしょう。
アレルギー歴や既往歴を正確に伝える
安全な治療を受けるためには、患者側も正確な情報提供を行うことが大切です。
事前の問診では、以下のような健康に関する情報を正確に伝えましょう。
- 過去に起こしたアレルギー反応
- 現在治療中の疾患・既往歴
- 服用している薬剤
- 過去の手術歴
とくにアレルギー歴や疾患・既往歴については、些細なことでも必ず医師に伝えましょう。
また治療期間中に体調に変化があった場合や、新たに薬を服用し始めた場合なども、必ず医師に報告するようにしましょう。
十分な説明を受けてから施術を受ける
エクソソーム治療を受ける前には、治療について十分な説明を受けることが必須です。
治療効果についての説明だけでなく、副作用やリスク、費用、治療期間、アフターケアなどについても詳しく説明を受けましょう。
信頼できる医師であれば、デメリットについても隠すことなく正直に説明してくれるはずです。
すべての説明を聞いたうえで、不明な点や不安な点がないか確認してください。
疑問や不安がある場合は、遠慮せずに質問し、納得できるまで説明を求めましょう。
最終的に治療を受けるかどうかの判断は患者自身が行うものです。
「自分で自分の身を守る」という意識を持ち、安易に治療を決断せず、慎重に検討しましょう。
エクソソームが効果ないと言われる理由
エクソソーム治療について調べていると、「効果がない」という意見を目にすることがあるかもしれません。
しかし、この「効果がない」という評価には、いくつかの背景や理由があることを理解しておきましょう。
まずエクソソーム治療は発展途上の医療技術であるため、治療方法が確立されていないことが理由のひとつと考えられます。
統一された治療基準や、効果を表す指標が完全に確立されていないため、「どの程度の改善があれば効果的といえるのか」という判断基準が曖昧になりがちです。
さらに、治療方法が標準化されておらず、クリニックによって使用する製剤や投与方法、治療頻度などが異なる場合があります。
この違いにより、同じエクソソーム治療でも結果に大きな差が生じ、「効果がない」という評価につながることがあるのです。
また、エクソソームの効果が感じられる期間には大きな個人差があり、体質や年齢、治療目的などにより、効果を実感するまでの期間は人それぞれ異なります。
期待していたような効果がすぐに感じられなかった場合、「効果がない」と判断してしまうことがあるでしょう。
まとめ
この記事では、エクソソーム治療の危険性や副作用、デメリットについて解説しました。
新しい治療法であるエクソソーム治療には、確かに注意すべき副作用やリスクが存在します。
しかし、正しい知識を持って適切に対処することで、これらのリスクを最小限に抑えることが可能です。
そのためには下記のポイントを押さえてクリニックを選ぶことが重要です。
- 信頼できる医療機関・医師を選ぶ
⇒副作用について細かく説明してくれる医師の方が信頼できます。 - エクソソーム製剤の品質を見極める
- アレルギー歴や既往歴を正確に伝える
- 十分な説明を受けてから施術を受ける
治療を受けるかどうかの最終的な判断は、十分な情報収集と医師との相談を通じて、あなた自身が行いましょう。
「新しいからよい」「話題だから安全」といった安易な判断は避け、メリットとデメリットの両方をしっかりと理解し、納得したうえで検討することが大切です。