「食べても太らない食べ物を知りたい」
「どんな食べ方をすれば太らないのだろう」
体重や体型を気にする方であれば、「太らない食べ物」「太らない食べ方」はぜひ知りたいですよね。
こちらでは、「食べても太らない食べ物」「食べても太らないおすすめのコンビニ食品」など、食べ過ぎや太りすぎを気にせずに済む食べ物をご紹介しています。
加えて、太らない食べ物の特徴や太りにくい食べ方のポイントも紹介していますので、ぜひ普段の食生活やダイエットの参考にしてください。
食べても太らない食べ物12選
さっそく「食べても太らない・太りにくい食べ物」をご紹介していきましょう。
卵
卵は「万能食品」と呼ばれるほど、たんぱく質やビタミン、鉄、マグネシウム、亜鉛などの栄養素が豊富な食品です。
その一方で、気になる糖質はほとんど含まれていません。
以前は卵の食べ過ぎはコレステロールの関係でよくないと言われていましたが、昨今の研究によるとその心配はなく、1日に何個食べても悪影響はないことがわかっています。
いくら食べても太ることなく、しかも栄養素が豊富と聞けば、普段の食生活にとり入れないわけにはいきませんね。
ゆで卵にしてサラダに添えたり、おやつとして食べたり、ご自身に合う活用方法を試してみましょう。
海藻類
わかめや昆布、ひじき、もずく、海苔などの海藻類も、太らない食べ物として有名です。
糖質や脂質はほとんどなく低カロリーだから、サラダやみそ汁に活用するほかおやつとしても最適。
食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素も豊富なので、健康にこだわりたい方やダイエット中の方にもおすすめですよ。
きのこ類
低カロリーでヘルシーなきのこ類も、食べても太らない食べ物の一つ。
きのこ類には腸内細菌のエサになる食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境の正常化に役立ちます。
しかも水に溶ける水溶性食物繊維なので、便を柔らかくしてお通じの改善につなげる食材としてもおすすめ。
味噌汁に入れたり野菜炒めや煮物のレシピに使ったり、上手に活用して大切な栄養素を体にとり入れましょう。
もやし
もやしも低カロリーで糖質や脂質はほとんど含まれておらず、食べても太ることはありません。
もやしに含まれる栄養素は食物繊維のほか、女性の体にうれしいイソフラボンも豊富です。
体重を気にせず食事を楽しめるもやしをぜひ活用しましょう。
こんにゃく
柔らかくて食べ応えのあるこんにゃくも太らない食べ物です。
低カロリーなのに食べ応えがあり、満腹になりやすいのもうれしいポイント。
こんにゃくを食べると満腹になりやすいのは、「グルコマンナン」という食物繊維が多く含まれているためです。
食べ過ぎを抑えるとともに腸の中をお掃除して腸内環境を整えてくれるわけですから、まさに一石二鳥ですね。
鶏むね肉
「お肉なのに食べても太らないの?」と思われるかもしれませんが、鶏むね肉は肉類の中でも比較的低カロリーでヘルシーな食材です。
たんぱく質が豊富で、食事にとり入れることで基礎代謝を高めカロリー消費を増やすメリットがあります。
炒めて食べるのもよいですが、脂質の摂りすぎが気になるのでしたら蒸したり煮込み料理に使ったりする食べ方がおすすめですよ。
枝豆
枝豆も糖質や脂質が少ない食品なので、太りすぎを気にせず気楽に食べることができます。
枝豆には食物繊維のほか、体内で過剰になりがちなナトリウムを調整するカリウムも豊富です。
カリウムを摂取することでむくみの原因となる余計な水分を排出し、すっきりとしたボディラインに近づけます。
小腹が空いたときの栄養補給に使えば、カロリーを気にせず食べることができますよ。
ナッツ
ナッツもまた、たんぱく質と食物繊維を多く含む一方で糖質は少ない優良食品。
脂質は多いといっても良質な油なので、摂りすぎなければ問題ありません。
おやつとして食べる際は、油脂や食塩が添加されている物は避け、無添加の物を選びましょう。
納豆
健康食として有名な納豆も太らない食べ物です。
低カロリー・低糖質なうえ、体重を気にする方にとってうれしいたんぱく質が多く含まれています。
大豆食品なので、イソフラボンや食物繊維なども豊富。
ダイエットや腸活をしたい方にもおすすめです。
きゅうり
きゅうりは含まれる成分のほとんどが水分のため、1本丸ごと食べても太ることはありません。
ほとんどが水分といっても、実はカリウムやビタミンC、食物繊維など大切な働きをする栄養素も含まれています。
サラダや酢の物にして食べるとより多くの栄養素が吸収できて体にもやさしいですよ。
キャベツ
キャベツも低カロリーで太りにくいため、ダイエット中の食材として有効活用されています。
たくさん食べても太らないので、満腹感を維持できて食べ過ぎ予防に効果的。
食物繊維が豊富で、腸内環境の正常化はもちろん、糖や脂質の吸収を抑えてくれる点もメリットです。
ごぼう
栄養素が豊富で低カロリーなごぼうも太りにくい食べ物なので、ダイエット中の方や体重が気になる方は活用するとよいでしょう。
ごぼうには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランスよく含まれており、整腸効果を高め便秘解消に役立ちます。
むくみや冷え性の解消につながるカリウム、美肌効果を期待できるポリフェノールなどが含まれるのも魅力です。
食べても太らないおすすめコンビニ食品7選
忙しい日が続くと、食事もコンビニ食品などでささっと済ませたい時がありますよね。
ここでは、食べても太らないおすすめのコンビニ食品を厳選して7つご紹介します。
サラダチキン
手頃にたんぱく質不足を補えるサラダチキン。
低カロリーで糖質も少ないため、体重を気にせず食べたい人にピッタリの食品です。
サラダの具材にしたり、スープや炒め物に混ぜたり、お好みに合わせた食べ方を楽しめます。
フレーバーもプレーンのほか、バジルやスモークなど複数の種類があって飽きずに食べられるのも魅力です。
豆腐そうめん
豆腐そうめんは、豆腐を細長く麺状にカットした食品です。
原材料のほとんどが豆腐なので、カロリーを抑えつつたんぱく質をとり入れることができます。
本物のそうめんと違い糖質オフなところも魅力。
通常の豆腐よりあっさりした味ですが、つゆがついているので食べやすく、そうめんの代用にもってこいです。
プロセスチーズ
腹持ちのよいプロセスチーズはおやつにうってつけのコンビニ食品です。
1個(17g)あたりの糖質量が0.2gと低糖質なのもうれしいポイントですね。
ただ脂肪が多く決して低カロリーとはいえないので、間食にとり入れる際は食べ過ぎに注意しましょう。
カットフルーツ
「甘いものは食べたいけど太りたくない」という方は、コンビニで販売されているカットフルーツがおすすめです。
ビタミンやミネラル、食物繊維など、不足しがちな栄養素を手頃に摂取できます。
これらの栄養素はダイエットや美容の効果も小さくありません。
ただ太りにくいといっても糖質はある程度含まれているため、食べ過ぎると体重は増えてしまう点に注意が必要です。
寒天ゼリー
寒天ゼリーも低カロリーなので食べ過ぎを気にせずおいしくいただけるコンビニ食品です。
寒天ゼリーに使用する寒天のそもそもの原材料は、食物繊維が豊富な「テングサ」と呼ばれる海藻類。
腸にやさしく排便効果を高めるばかりか脂質や糖質の排出も促してくれる、ダイエットの頼もしい味方です。
低脂質ヨーグルト
コンビニで購入できる低脂質ヨーグルトは通常のヨーグルトより脂肪がカットされているため、食べても太りにくいです。
なかには脂肪をまったく含まないタイプや無糖タイプもあるので、ダイエット中の方はこれらの製品を選ぶとよいでしょう。
一口に低脂肪ヨーグルトといっても、フレーバーを楽しめるものや健康効果を重視したタイプなど、種類はさまざまです。
選ぶ際に糖質や脂質、たんぱく質の含有量がわかる栄養成分表示をチェックすると、自分に合う製品を見つけやすくなります。
プロテインバー
コンビニで手に入るプロテインバーは低糖質で低カロリーなものが多く、カロリー量を気にする方におすすめです。
糖質を抑えつつ、不足しがちなたんぱく質はしっかりと補給できます。
プロテインバーの種類もさまざまですので、低糖質を重視するなら1袋あたり糖質10g以下のものを選びましょう。
太らない食べ物の特徴
太らない食べ物の特徴” width=”1000″ height=”667″ />
太らない食べ物には特徴があります。
ここでご紹介する「太らない食べ物の特徴」を知っておくと、ダイエットの食材選びに生かすことができますよ。
低カロリー・低糖質・低脂質
低カロリー・低糖質・低脂質の食べ物を選ぶようにすると、太ることなく食事を楽しめます。
栄養成分表示のある食品を購入する際は、カロリー・糖質・脂質の数値をみて決めるとよいでしょう。
糖質・脂質ともに重要な栄養素ではありますが、普段通り食事をしているとついつい摂りすぎてしまうため、意識して抑えるのがおすすめ。
糖質の場合、血糖値の上昇度を示す「GI値」をみて決めることも大切です。
GIが高いほど血糖値が上がりやすく太りやすいため、低GI値の食品をなるべく選んで食べましょう。
高たんぱく
高たんぱくの食品は糖質・脂質の多い食品と比べて太らないのでおすすめです。
たんぱく質は筋肉をつくる重要な栄養素であり、高たんぱくな食事を心がけることで基礎代謝が向上してカロリー消費を増やせます。
たんぱく質は1gで4kcalと、脂質(1g9kcal)と比べ圧倒的にカロリーが少なく体重への影響もそれほどありません。
食物繊維が豊富
食物繊維は消化されずエネルギー源にならない栄養素なので、食物繊維が豊富な食べ物をたくさん食べても太りません。
腸内環境をよくする食物繊維を積極的に摂取することで、排便が促され、ボディラインが整いやすくなります。
食物繊維にはそのほかにも脂質や糖質の排出を促したり、血糖値の上昇を緩やかにするなど、さまざまなダイエット効果を期待できます。
噛みごたえがある
太りたくなければ、「噛みごたえがある」食べ物を選びましょう。
噛みごたえのある食べ物を食べると、噛む回数がおのずと多くなるため、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防いでくれます。
固い物や、噛み砕きにくい物はたくさん噛まないと飲み込めないためおすすめです。
普段の食事でたくさん噛むことを意識するのも過食防止につながります。
太らない食べ方のポイント
食べても太らないためには、太らない食べ方を意識することも必要です。
ここでは太らない食べ方のポイントを説明します。
食べる順番を意識する
太らないためには、食べる順番を意識してください。
おすすめは、食物繊維やビタミンが豊富な野菜から食べ始める方法です。
血糖値を上げやすい糖質の多いごはんから食べ始めると、インスリンが多く分泌されて脂肪をため込みやすくなります。
食物繊維の入った野菜・海藻類などから食べ始めると血糖値の上昇を抑えることができるので、太りにくくなるのです。
太らない食べ方としては、野菜や海藻類から食べ始め、次にたんぱく質の多い肉・魚・卵、最後に炭水化物のごはん・麺類の順番が理想です。
よく噛んでゆっくり食べる
太りたくないなら、早食いは禁物。
反対によく噛んでゆっくり食べるようにすると太りにくくなります。
噛む回数が多いほど満腹中枢が刺激され、過食防止につながります。
また、急激な血糖値の上昇や脂肪の吸収を抑えられる点もメリットです。
噛む効果を高めたいのであれば、1口30回は噛むようにしましょう。
ヘルシーな調理法を心がける
ヘルシーな調理方法を心がけることも、太りにくくする有効な対策です。
炒め物や揚げ物などの加熱料理は高温状態で物質が変性しやすく、ヘルシーとはいえない側面があります。
一方で蒸したりゆでたりする調理法は100℃以上に温度が上がることはないため、食べ物が本来持つ栄養効果を損なうことなく体内に吸収できます。
ヘルシーなだけでなく低カロリーな点もおすすめポイントです。
夕食は就寝3時間前に食べ終える
太らないためにも、夕食は就寝3時間前に食べ終えましょう。
脂肪は夜の遅い時間ほど体内に蓄積されやすい特徴があるため、夕食は早めに済ますに越したことはありません。
夜の遅い食事は寝つきを悪くする元でもあります。
寝つきが悪くなって睡眠の質が低下すると、過食の原因となる「ストレス」「自律神経の乱れ」を引き起こすため、注意が必要です。
まとめ
低カロリー・低糖質・低脂質な食べ物は食べても太りません。
高たんぱくで食物繊維が豊富な食べ物をとり入れる食事も太りにくいためおすすめです。
「栄養バランスを考えた健康的な食生活」をきちんと心がければ、食べても太らないんですね。
野菜や海藻類などは心配ありませんが、脂質や糖質を含む食品は食べ過ぎると太るため注意してください。
食材を厳選して賢く利用し、食べ方にも注意して、太らない生活を目指しましょう!