「GLP-1ダイエットをやめたら体重がもと戻っちゃうか心配」
「痩せたからGLP-1ダイエットをそろそろ辞めたいけどリバウンドしないか心配。。。」
このようなことで悩んでいませんか?
すでに目標体重に到達していても。GLP-1ダイエットは費用がかかるため、辞めようか迷ってしまいますよね。
GLP-1ダイエットを急に辞めるとリバウンドしやすいと言われています。
なぜなら、痩せホルモンがダイエット前の状態に少しずつ戻ってしまうからです。
けれど、高額な料金を払ってようやく理想の体型になったのにリバウンドは絶対にしたくないですよね。
実は、人間の体は痩せたときに体重を元に戻そうとする働きをします。
ホメオスタシス(生体恒常性)と言って体の状態を一定に保つため、消費カロリーを抑えるようになります。
このような脳の防衛本能により、リバウンドすること自体はよくあることです。
この記事では自然の流れであるリバウンドを防ぐために、GLP-1ダイエットでリバウンドしないための方法についてご紹介します。
リバウンドしやすい人が起こしやすい行動もご紹介しています。
GLP-1ダイエットを続けようか迷っている方はぜひご覧ください。
※GLP-1ダイエットの効果について詳しく知りたい方は「ツラい思いは一切せず」医療の力で短期間でラク痩せ!のページもご覧くいださい。
目次
GLP-1ダイエットとリバウンド
GLP-1ダイエットとは、食欲を抑える作用を期待できるホルモン(GLP-1)製剤を投与し、無理なく食事量を減らすダイエット方法のことです。
激しい空腹感に悩まされることなく食事量をコントロールできるため、手軽に始められるダイエットとして取り入れる方も増えています。
しかし、ダイエットを始める際には「リバウンドしてしまうのではないか」と不安になることもあるでしょう。
そこで、ここではGLP-1ダイエットとリバウンドの関係をご紹介します。
リバウンドしにくいGLP-1ダイエット
適切な方法で行えば、GLP-1ダイエットはリバウンドしにくいとされています。
ダイエット中に投与するホルモン(GLP-1)はもともと体内で生成され、痩せると濃度が上がりやすくなるのが特徴です。ダイエットによってホルモン濃度が上がれば自然と食事量も抑えられ、リバウンドを恐れることもなくなるでしょう。
しかし、ダイエット方法が適切でなければリバウンドする可能性は十分にあります。せっかく痩せた分が元通りにならないよう、きちんと体型管理を行うことが大切です。リバウンドしないよう工夫していけば、理想の体型を長くキープできるようになります。
なぜリバウンドが起こるのか
リバウンドが起こるのは、ダイエット中に身につけた習慣が乱れてしまうのが原因です。ダイエット中は食事量をコントロールしたり、適度な運動をしたり、目標体重を目指して努力を続けられますが、目標を達成してダイエットをやめると、以前の悪習慣が戻ってくる可能性が高まります。
「痩せたから少しくらい食べても大丈夫」と思って糖質や脂質を過剰に摂取したり、お酒をたくさん飲んだりして不摂生を続けていると、いつの間にか暴飲暴食が習慣化されてしまうでしょう。リバウンドを防ぐためには、ダイエット中の規則正しい習慣を継続し続けることが大切です。
GLP-1ダイエットは医師からホルモン製剤の処方を受けて行うダイエットのため、担当医と相談しながらリバウンドしない習慣を意識してみてください。ちょうどよい食事量と運動を無理なく続けられるようになれば、リバウンドを恐れる必要はなくなります。
リバウンドする確率が高くなる3つの行動
リバウンドを抑えるためには、どのようなパターンだと体重が戻りやすいのか把握しておくことが重要です。
そこで、ここからはリバウンドで起きやすい3つのパターンをご紹介します。
ダイエット後に同じような状況に陥らないよう、気を付けながら適切な生活習慣を身につけていきましょう。
数週間でやめる
GLP-1ダイエットは、ホルモン製剤の投与によって食欲を抑え、食事量が少なくてもストレスを抱えずに済むダイエット方法です。
即効性はなく、食事量を抑えることで徐々に体重を減らしていきます。
「短期間で結果が出ない」などの理由ですぐにやめると、少ない食事量が習慣化されず、リバウンドの可能性が高まるでしょう。
このダイエットの目的は、少ない食事でもしっかりと満足できる体作りをすることです。
いったん習慣化されれば、少ない食事量でも満足できるようになり、ダイエット後のリバウンドも心配しなくて済みます。
いつも以上に食事をしている
ダイエットが終わったからといって、以前と同様の食事で過剰にカロリーを摂取するとリバウンドの原因になります。
ダイエット後は自分へのご褒美として甘いものや脂質の多いものを食べがちですが、カロリーの高い食事を続けると、せっかく減った体重が元通りになりかねません。
また、GLP-1ダイエットは食べても太らなくなるのではなく、食欲を抑えて食事量を調節することが主な目的です。
食事量が戻れば体重も戻ってしまうため「GLP-1ダイエットをしていたから、何を食べても太らない」と勘違いしないようにしてください。
まったく運動をしていない
日ごろから運動をしない人は、消費カロリーも少なくなります。GLP-1ダイエットをやめて元の食事量に戻ったのに加え、運動もしなければ消費カロリーが摂取カロリーを上回ることはできません。
運動をしないと筋肉量が落ち、基礎代謝も下がりやすくなります。
代謝が下がった状態だと脂肪を溜め込みやすくなるため注意が必要です。
食べて寝るだけの生活ではなく、運動も組み込まなければ理想の体型を維持するのは難しいでしょう。
リバウンドしないための4つの行動
リバウンドを防ぐには、日ごろから意識するべきポイントがいくつかあります。
最後に、リバウンドを防ぐ方法を具体的に確認しましょう。
基本的な意識を備えていればリバウンドに悩まされることはなくなりますので、ぜひ頑張ってみてください。
バランスが取れた食生活を継続する
GLP-1ダイエットには食欲を抑える効果を期待できるため、少量でも満足できる食生活が習慣化されるまで続けることが大切です。
GLP-1ダイエットを続けた方がよい期間は人によって大きな差があり、約3ヶ月から12ヶ月ほどとされています。
まずは、かかりつけ医と相談し、自分の体の様子を確認しながらどの程度続けるべきか決めていきましょう。
専門医の意見を聞きながらであれば、独断でダイエットを中断することもなくなるため、短期間のダイエットによるリバウンドを防げます。
食事方法を再確認する
ダイエット後に再び体重が増えてしまうのは、食欲が戻って食事量が増えるのが原因です。
リバウンドを防ぐには、満腹感を得やすくなるように食事方法を見直すとよいでしょう。
例えば、よく噛んで食べると満腹中枢が刺激されて少量でも満腹感を得られるようになります。
また、食事の時間を見直すのもおすすめです。寝る時間から逆算して、自身の生活リズムに合った食事時間を設けてください。
また、1日3食バランスのよい食事を心がけることで食間の空腹を抑え、不要な間食を防ぐのも大切なポイントです。
さらに、野菜やキノコ類などの副菜、タンパク質を含んだ主菜、ご飯などの主食の順番で食べると血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪の溜め込みが抑えられるといわれています。
このように、太りにくい食事方法を習慣的に取り入れてみてください。
腸内環境を正常化する
食欲を抑えるホルモン(GLP-1)は小腸から分泌されるため、腸内環境を整えることも重要です。
善玉菌が多く、環境が整った腸は基礎代謝のアップなどさまざまな効果を期待できると考えられています。
善玉菌のエサとなる食物繊維のほか、ヨーグルトや味噌を始めとした善玉菌を含む発酵食品を食事に取り入れるとよいでしょう。
なお、食物繊維には脂質や糖質の吸収を緩やかにする作用もあるといわれています。
腸内環境を整えるだけでなく、余分な脂質や糖質を取り込みすぎないためにも役立つ食材です。
ゴボウや玉ねぎ、ワカメなどに含まれる水溶性食物繊維と、カボチャや大豆、キノコ類などに含まれる不溶性食物繊維の両方をバランスよく摂取してみてください。
有酸素運動を定期的に行う
食事で摂取した脂質や糖質を効率的に消費するには、適度な有酸素運動がおすすめです。
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を習慣化すれば、リバウンド対策になります。
有酸素運動は一定時間続けることで脂肪が燃焼しやすくなるとされているため、1回あたり20分を目安に行うとよいでしょう。
毎日ではなく週2〜3回ほどでも効果を期待できるため、無理なく続けられるように運動量を調節するのがおすすめです。
また、有酸素運動に加えて筋トレも行えば、さらにしっかりとリバウンドを抑えられるようになります。
まとめ
GLP-1ダイエットでのリバウンドする可能性について解説しました。
最後にリバウンドしやすい状況をもう一度おさらいしましょう。
- 数週間でやめる
⇒6ヶ月間以上の継続をおすすめします。 - いつも以上に食事をしている
⇒バランスの良い食事が重要 - まったく運動をしていない
⇒定期的に軽い運動をしましょう
GLP-1ダイエットは血糖値と食欲をコントロールすることで、痩せるダイエット方法です。
計画的に食生活の見直しや運動のスケジュールをたてて、ダイエット後にリバウンドしない体づくりを目指しましょう!