ズボラさんにおすすめのダイエット方法!頑張らなくても痩せられる!

「痩せたいけど、飽き性のせいでダイエットが続かない……」
「ズボラな私でも続けられるダイエット方法があればいいのに……」

このように、「ズボラ」「飽き性」といった性格のせいで、ダイエットを続けることが難しいのではないかと悩む方は少なくありません。
確かにそのような性格はダイエットにマイナスな面もあります。

しかし、問題は性格ではなく、脂肪がつかないような食事や運動の工夫をすること。
それさえできれば体重を落とすことは意外と難しくないんです!

こちらでは、ズボラな方でも取り組みやすく続けやすいダイエット方法をご紹介していますので、これまで何度挑戦しても続かなかったという方はぜひ参考にしてください。

ダイエットで重視すべきは努力より「継続」

ダイエットで重視すべきは努力より「継続」
もしかしたら、「ダイエットは食事制限や運動を一生懸命頑張ってこそ成功する」ものと思われているかもしれません。
しかし、実はそんな生真面目で完璧主義な人のほうこそダイエットに失敗しているのが現実です。

痩せ体質をつくるにはある程度の時間が必要

ダイエットの究極の目標は、減量ではなく、「痩せやすい体質をつくる」ことです。

痩せやすい体質は一朝一夕にはつくれません。
一時的な減量なら短期でも可能ですが、体質の改善という目標に対してはそれなりに時間をかけて食事制限や運動に取り組む必要があるのです。

すなわち「ダイエットでは継続が大切」ということなんですね。
これがハードなやり方だとなかなか続きません。
食事制限も運動もストレスがかかるものなので、ゆるいほうが続きやすかったりします。

ダイエットは頑張りすぎると失敗する

食事制限や運動をがんばって大幅な減量に成功する方もいますが、果たしてその状態をキープすることはできるでしょうか?

ダイエットは減量に成功して終わり、ではありません。
その状態をキープしてこそ成功といえます。
1ヶ月で5kgの減量に成功しても、その状態をキープするための食事制限と運動を続けなければリバウンドするだけです
リバウンドしてしまっては頑張った意味がありませんよね。

ストレスともリバウンドとも無縁のダイエット方法は、日常的にとり入れやすい適度な食事制限と運動。
このほうが理想の体型になりやすく、しかも食生活を楽しめて一石二鳥ではないでしょうか。
このようなやり方は完璧主義者では難しく、むしろズボラな人のほうが相性はよいといえます。

ズボラでもできる!頑張らない食事ダイエット

ズボラでもできる!頑張らない食事ダイエット
それでは、ズボラな方でもとり入れやすいダイエット方法を紹介していきましょう。
食事の改善によって期待できるダイエット効果には以下のようなものがあります。

  • たくさん噛んでゆっくり食べる
  • こまめに水分補給する
  • ジュースをやめてお茶・白湯を飲む
  • 低カロリーなものに置き換える
  • 野菜から食べる

たくさん噛んでゆっくり食べる

早食いは太る」とよく言います。
早食いは消化や代謝に悪影響があり、脂肪が落ちにくくなるためです。

また、満腹感を得られず、過食に走りやすい点も早食いのデメリット。
そのため痩せたいのであれば早食いを避けてゆっくり食べることを意識しなければなりません。
そこで推奨されるのが、「咀嚼ダイエット」。
これは噛む回数を増やして消化吸収を助け、満腹感を保つ効果が期待できるダイエット方法です。

満腹感が長続きすれば無駄に食べ過ぎることもありません。
消化吸収がゆっくり進むと胃腸の活動も活発になり、代謝もよくなるメリットがあります。
たくさん噛んでゆっくり食べるだけなので、難しいこともなくはじめやすいのもうれしいポイント。

ダイエットのためにも、食事は味わいながらゆっくり食べることを心がけましょう。

こまめに水分補給する

ダイエットでは水分補給が大事なのをご存じでしょうか?
「水を飲むだけでどうして痩せるの?」と思われるかもしれませんが、適度に水分を摂取することで満腹を感じやすくなり、過食の防止につながるためです。

現代人は水分が不足しがちと言いますので、健康のためにもこまめな水分補給が欠かせません。
水分不足で排泄が悪くなると体内に余分な水をため込むことになり、むくみの原因になります。
むくみは代謝の低下や冷え性を招くだけでなく、足の形やボディラインが悪くなり、太って見えるデメリットも。
こうしたダイエット上のマイナス要素もあるため、むくみは無視できませんよね。

水分不足から起こるさまざまなリスクを防ぐためにも、ダイエット中はこまめな水分補給を心がけてください。

ジュースをやめてお茶・白湯を飲む

ダイエットでは水分補給が大切な理由をお話しましたが、具体的に「何を飲むか」も外せないポイントです。
それには常温の水や温かいお茶、白湯などがおすすめです。

冷たい水やお茶を飲むと体が冷えやすくなり、むくみの原因になるためおすすめできません。
水やミネラルウォーターは冷えたものより常温にして飲みましょう。
また、温かいお茶や白湯には体を芯から温めて代謝を向上させる効果があります。

ジュースやコーラ、炭酸飲料などには糖分がたっぷり含まれるため、ダイエット中はなるべく避けるのが賢明です。
代わりにお茶や白湯を飲むようにすれば太るリスクを排除できて減量にも一歩近づけるでしょう。

低カロリーな食べ物に置き換える

いつも食べているものを、ヘルシーなものや低カロリーなものに置き換えてみませんか?
置き換えるだけでダイエットになるので、頑張ることが苦手な方でもとり入れやすくおすすめですよ。

たとえば、肉野菜炒めを食べるにしても、お肉ではなくきのこや卵などをとり入れる、玉ねぎやキャベツなどの野菜を多めに入れる、といった食べ方。
また、そばが常食ならすべてそば粉でできた十割そばに変えたり、白米を食物繊維が豊富で糖質も少な目の玄米に切り替えたりする方法でもカロリー減に有効です。

1食が難しいのであれば1つのメニューの置き換えでも構いません。
まずは自分にとってやりやすくストレスのない方法からはじめましょう。

野菜から食べる

何を先に食べるか、食べる順番を意識するだけで体質や脂肪のつき方に大きく影響します。
もっとも太りにくい食べ方は、野菜を最初に食べ、ごはんを最後に食べる方法
この方法だと血糖値の上昇がゆるやかになり、脂肪がつきにくくなるメリットがあるんですね。
以下のような食べる順番がダイエットではおすすめです。

  1. 野菜、きのこ類、海藻類などの食物繊維
  2. 大豆、納豆、豆腐などの植物性たんぱく質
  3. 肉、魚、卵などの動物性たんぱく質
  4. ごはん、麺類、パンなどの炭水化物

ズボラでも簡単!YouTubeやテレビを観ながらはじめる運動

ズボラでも簡単!YouTubeやテレビを観ながらはじめる運動

ここでは、普段体を動かさない方や運動が苦手な方でも比較的はじめやすい「ながら運動」で痩せる方法をお伝えします。
テレビやYouTube動画を観ながら楽しく実践できる方法なので、ぜひ試してみてください。

ながら運動①「カエル足ストレッチ」

ズボラな方におすすめなのが、寝ながらでもできる「カエル足ストレッチ」。
この方法は、ストレッチトレーナーでユーチューバーでもある深井祐樹さんが考案したストレッチ体操として有名です。

寝転んだままカエル足になるだけで痩せるというシンプルなもので、スマホやテレビを観ながらでもできることからズボラダイエットとも言われます。
なぜカエル足が有効かといえば、股関節を大きく開くことでお尻に力が入り、腰を浮かせずにしっかりお腹をへこませた状態でストレッチをできるからです。

カエル足ストレッチは以下の手順で行います。

  1. カエル足に開いて寝転ぶ
  2. この状態のまま、腰が反らないよう注意して両脚を上げる
  3. 両脚を下ろす
  4. カエル足の状態でお尻を持ち上げる

足を上げ下げする際は、お腹をしっかりへこませることがポイントです。

ながら運動②筋トレ

YouTubeやテレビを観ながらできる筋トレに、腹筋を鍛える「エルボープランク」やお尻の筋肉を鍛える「横向き足パカ運動」などがあります。
エルボープランクは、両肘とつま先で体を支える筋トレで、腹筋を含む体幹の強化につながります。
横向き足パカ運動は、肩肘をついて横になり、太ももをパカパカと貝のように開くヒップアップエクササイズで、お尻の引き締めに有効。

休憩時間やテレビのCM中などちょっとした時間を使って簡単に取り組める筋トレなので、ズボラな方にもおすすめです。

ながら運動③マッサージ

テレビやYouTubeを観る時間を使ってマッサージをする方法もおすすめです。
マッサージにはダイエットの敵であるむくみ解消に効果があります
ボディラインが整うだけでなく、体が温まって代謝と血行がよくなる点もメリットです。
マッサージは体が温まった入浴後に行いましょう。

≪部位別マッサージの方法≫
  • ふくらはぎ:片足を上げ、くるぶしから膝の方向にむかって両手でもみほぐす。1回につき30秒から1分程度。終わったらもう片方の足でも同様に行う
  • 太もも:床に座って膝を曲げ、膝上から脚の付け根に向かって太ももの内側を両の手のひらでマッサージ
  • お腹:お腹全体に両の拳を上下に動かしながらマッサージ。お尻の上と腰回りにも同じように上下にほぐす。

ふくらはぎや太もも、お腹などを重点的にマッサージすることで余分な水分やリンパ液を取り除き、締りのある体型にできます。

サロンや医療の力を借りたダイエットもあり

サロンや医療の力を借りたダイエットもあり

ダイエットは個人の力によるものばかりではありません。
次に紹介するような、美容の専門家や医療の力を借りて行う方法もあります。

エステサロンで行う「痩身エステ」

昨今は、エステティシャンの施術による「痩身エステ」の利用も広まっています。
痩身エステとは、ハンドマッサージや超音波機器を利用してボディメイキングするエステのことです。
むくみを解消して冷え体質を改善するアプローチもあれば、お腹や太もも、お尻など脂肪が気になる部分のみを改善してボディメイキングする方法もあるなど、ニーズや目的に合わせた利用も難しくありません。

食事制限や運動を続ける自信がない場合は、痩身エステでシェイプアップを図る方法を検討してみてください。

肥満予防に効果「GLP-1」の処方

医療技術が進歩したことで、医薬品を使って痩せやすい体質をつくることも可能となりました。
減量を望む人たちの間で利用されている肥満治療薬が、「GLP-1受容体作動薬」です。
この薬には、血糖値を下げるホルモン「GLP-1」を誘導する作用があり、日本では主に糖尿病治療薬として処方されています。

脂肪の過剰な蓄積につながる食後血糖値の急激な上昇を抑えることから、海外では肥満治療薬として承認する例も少なくありません。
日本でも肥満外来やダイエット外来のあるクリニックにおいてGLP-1を使った肥満治療が可能です

「自力でダイエットを続ける自信がない」という方は検討してみてください。

まとめ

まとめ
最後に、ズボラでもできる簡単ダイエットのおさらいです。

【食事】
  • たくさん噛んでゆっくり食べる
  • こまめに水分補給する
  • ジュースをやめてお茶や白湯を飲む
  • 低カロリーな食べ物に置き換える
  • 野菜から食べるようにする
【運動】
  • お腹やせ&足やせにつながる「カエル足ストレッチ」
  • テレビやYouTubeを見ながらできる「筋トレ」「マッサージ」
【美容の専門家や医療の力を借りる】
  • 痩身エステ
  • GLP-1の服用(メディカルダイエット)

ダイエットは何より「継続」が大事!
自分のできる範囲でゆるく取り組むほうが、長続きもして結果的にダイエットに成功できるものです。
頑張りすぎる必要はないので、ぜひ自分にできることからはじめてコツコツ減量に取り組んでいきましょう。