ズボラさんにおすすめのダイエット方法!頑張らなくても痩せられる!
ダイエットで痩せないのはなぜ?9つの理由と確実に痩せる5つの対策
「ダイエットしているのに痩せないのはなぜ?」
「いくらがんばっても体重が落ちない! どうすればいい?」
ダイエットをがんばっても結果が出なかったら悩みますし、焦りもしますよね。
結果が出ないのにはそれなりの理由があり、日頃のダイエット生活に減量を邪魔するような要素が含まれていたらいくらがんばっても思うような効果は得られません。
ダイエットは正しく行うだけでなく日頃の生活の過ごし方も大事!
そこでこの記事では、ダイエットしても痩せない主な理由をお伝えするとともに、失敗しないための注意ポイントや成功のコツを紹介します。
ぜひこちらの情報を参考にしていただき、痩せない状況から抜け出し理想の体重・体型を手に入れてください。
Contents
そもそもこれでは痩せない!ダイエット失敗の主な理由
ダイエットしても痩せない場合、以下の理由が考えられます。
- 基礎代謝が低下している
- 朝食を抜いている
- 夕食の時間が遅い
- 睡眠時間が不足している
- ストレスが溜まっている
基礎代謝が低下している
ダイエットしてもなかなか体重が落ちないのは、基礎代謝が低下しているせいかもしれません。
基礎代謝とは、体温の調整維持や呼吸、脂肪の合成・分解など生命活動に必要となるエネルギー消費量のことです。
基礎代謝が総消費エネルギーに占める割合は60~70%。
基礎代謝が低下するとエネルギー消費量も低下し、カロリーを抑えてもなかなか痩せない体になってしまうのです。
基礎代謝が低下する理由として、加齢や食事の乱れ、冷え性などがあります。
朝食を抜いている
朝食を抜くこともダイエット失敗を招く主な原因です。
私たちの体は朝食をしっかり食べることで体温が上がり、エネルギーを効率よく消費できるようになります。
朝食を抜いてしまうと消費できるはずのエネルギーも消費されず、体内に脂肪をため込みやすい体になるのです。
夕食の時間が遅い
夕食が深夜や寝る前といった遅すぎる時間になるのもダイエットによくありません。
夕食後は体を活発に動かす機会がなく、食事で摂取したカロリーを消費しにくい状態。
食事の時間が遅ければ遅いほど就寝中に蓄える脂肪も多くなってしまいます。
私たちの体には「BMAL1」という時計遺伝子が備わっており、この働きによって22時~2時の間にもっとも体脂肪が増えやすくなるとされます。
深夜に体脂肪を蓄えやすい体の仕組みを考えると、就寝の3~4時間前には夕食を済ませるのが理想です。
睡眠時間が不足している
ダイエットでは「睡眠時間」も大切。
睡眠が不足すると痩せにくい体になります。
なぜ睡眠がダイエットにとって重要であるかといえば、睡眠中に分泌されるホルモンが食欲と密接に関連するからです。
睡眠が不足すると「レプチン」という食欲を抑えるホルモンが減る一方で、「グレリン」という食欲増進ホルモンが増加。
これらホルモンの働きからわかる通り、睡眠不足の人は食欲が抑えにくく過食に走りやすいというダイエットにとって都合の悪い結果を招きやすいです。
ストレスが溜まっている
「過剰なストレス」がダイエットの妨げになることもあります。
なぜストレスがダイエットによくないかといえば、体重増につながる「コルチゾール」と呼ばれるホルモンがストレスによって増えるからです。
このコルチゾールは別名ストレスホルモンと呼ばれ、分泌量が増えると食欲増進や脂肪蓄積といったダイエットで避けたい状態を招きやすくなります。
ストレスが溜まる生活が続くとコルチゾールが慢性的に増え続け、知らず知らずのうちに食べ過ぎて太ってしまいます。
痩せないのは「ダイエット方法が間違っている」から?
そもそも「ダイエット方法が間違っている」ことが痩せない原因かもしれません。
以下のような方法はダイエットにとってNGですので気をつけてください。
極端な食事制限
早く痩せたいからといって極端な食事制限に走っていないでしょうか?
大幅にカロリーを減らして減量してもそれは一時的なものであり、すぐにリバウンドしてしまう危険をはらんでいます。
リバウンドは飢餓状態を回避するために必要な脂肪を蓄えようと起こる現象で、極端な食事制限をした人に頻繁に見られます。
また急激な減量は基礎代謝の向上に重要な筋肉量も同時に落とすため、効率よく脂肪を消費することが難しくなってしまいます。
「〇〇だけ」ダイエット
「おにぎりだけ」「野菜だけ」「フルーツだけ」といった「○○ダイエット」も一時的な減量に終わるのみで実質的な痩せ効果は望めません。
そもそも特定の食品のみに頼る食事だと必要な栄養素を摂取できず、健康的に痩せるという大きな目標からは遠ざかってしまいます。
タンパク質や食物繊維、ビタミン・ミネラルはもちろん、何かと目の敵にされる糖質・脂質の適度な摂取もダイエットでは必要不可欠。
糖質や脂質が過度に不足すると基礎代謝が落ちやすくなるばかりか体の不調を招きダイエットどころではなくなります。
食事制限のみで運動しない
食事制限だけして運動をまったくしないダイエットもNGです。
ダイエット成功の法則は「摂取カロリー<消費カロリー」。
消費カロリーは有酸素運動と筋トレを持続的に行うことで増えます。
いくら食事制限をしても摂取したカロリーが消費カロリーを上回れば痩せません。
ストイックすぎて我慢が多い
「ダイエット中はぜったいおやつは食べない!」
「食事は必要最低限の摂取カロリーのみ! 運動も毎日5㎞のジョギングに励んで汗を流す!」
このようにストイックに自分を追い込むダイエットも失敗の元。
ストイックな生活は我慢が多く、過剰なストレスがかかります。
ストレスが増えるとストレスホルモンが分泌されて暴飲暴食に走りやすくなることは先に述べた通りです。
痩せないのはもしかして「ダイエット停滞期」のせいかも?
ダイエットしても痩せないのは「停滞期」だからかもしれません。
ダイエットの停滞期とは、体が脂肪を蓄えようとする防衛反応により一時的に体重が落ちにくくなる期間のことです。
私たちの体には「ホメオスタシス」と呼ばれる生存本能のような働きをする機能があり、飢餓状態を回避するために脂肪を蓄えようとします。
このホメオスタシスは、食事制限に励むダイエット中にしばしば起こることが報告されています。
ダイエット停滞期は一般的に食事制限をはじめてから3週間~1ヶ月で訪れ、その後2週間~1ヶ月、長い人で2ヶ月程度続くといわれます。
痩せない悩み終了!ダイエットを成功に導くコツ
痩せない状態を克服してダイエットを成功に導くにはどのような点を意識すればよいのでしょうか?
最後にダイエットを成功させるコツを紹介します。
基礎代謝が上がる食事を心がける
まず大切なのは、基礎代謝が上がる食事を心がけることです。
基礎代謝を上げるために必要な栄養素といえば、筋肉の材料となるタンパク質。
すでに実践中かもしれませんが、ダイエットしてもなかなか効果が現れない場合はいつもより意識してタンパク質を取り入れてください。
タンパク質の比率を高める代わりに糖質と脂質を抑えましょう。
<タンパク質を多く摂取できる食品>
- 卵
- 鶏ささみ
- ローストビーフ
- 豚ロース
- いわし
- するめ
- 焼きたらこ
- 大豆
- 納豆
- えんどう豆
- ブロッコリー
- アスパラガス
- 芽キャベツ
- そば
- 玄米
- とうもろこし
- アボガド
- バナナ
規則正しい生活を徹底する
規則正しい生活を続けることもダイエットを成功させるポイントです。
不規則な生活が続けばいくらカロリー制限をしても思ったような効果は得られません。
「朝食を抜く」「夕食の時間が遅い」「ストレス」「睡眠不足」といった痩せにくい問題は不規則な生活が続くことで招きやすいです。
規則正しい生活を守るためには、まず毎日3食の時間を設定し、寝る時間も起きる時間も決めておくことです。
毎日決まった時間の食事と就寝、起床を徹底すればおのずと生活リズムも整います。
摂取カロリー・栄養素を毎日チェックする
ダイエットでは、自分が何をどれくらい食べたのか、摂取カロリーと栄養素を毎日チェックする取り組みが欠かせません。
ダイエットにとって重要なデータともいうべき情報のインプットがないと、知らず知らずのうちにカロリーオーバーになったり、必要な栄養素が不足したりする結果になります。
毎食の摂取カロリーと栄養素をきちんと把握することで必要に応じて適切にカロリーを調整するなどの対策もとりやすくなります。
カロリー制限に加え運動もとり入れる
ダイエット効果を上げるためにも、カロリー制限のほか運動にも取り組みましょう。
ダイエットにおける運動は、「週2回程度の筋トレ」と「1日20分以上の有酸素運動」がおすすめです。
筋肉量を増やして基礎代謝を上げる筋トレは、体への負担を考慮して適度に休ませながら取り組むのがポイント。
ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動は、脂肪の燃焼に必要な時間である20分間は最低でも行うようにします。
「筋トレ+有酸素運動」で消費カロリーを増やして痩せやすい体質を目指しましょう。
無理なく長い目でダイエットを続ける
ダイエットに励む際は短期間で結果を出そうとせず長い目でじっくり取り組む姿勢が大切です。
極端な食事制限で無理に体重を落としても一時的な現象に過ぎず、リバウンドしてかえって太りやすい体質になります。
急激な減量をしてただで済むほど人間の体は都合よくできていません。
無理をした体は必ずどこかで代償を払うことになります。
ダイエットで必要なのは「体重を落とす」ではなく、「痩せやすい体質をつくる」こと。
みなさんの目標は体質改善ですので時間がかかって当たり前。
「まずは10日で1㎏痩せる」など実現しやすい小さな目標からはじめていくようにすると、成功体験の積み重ねでモチベーションが維持し、なおかつ長期間の継続も可能となります。
まとめ
最後にこの記事のおさらいです。
<これがあると正しい方法でも痩せない>
- 基礎代謝が低下している
- 朝食を抜いている
- 夕食の時間が遅い
- 睡眠時間が不足している
- ストレスが溜まっている
<方法自体が間違っている>
- 極端な食事制限
- ○○だけダイエット
- まったく運動しない
- 我慢だらけのストイックなダイエット
<停滞期に入ると痩せにくい>
- ダイエットには停滞期がある
- 停滞期に入ったら「チートデイ」を設定して乗り切ろう
- 基礎代謝を上げる食事
- 規則正しい生活
- 摂取カロリーと栄養素のチェック
- カロリー制限に加え筋トレ+有酸素運動
- 長い目でダイエットに挑戦する姿勢
規則正しく健康的な生活を送りつつ、正しい方法でダイエットすれば、痩せないということはありません。
いくらがんばっても痩せない場合は上記の情報を参考に生活習慣やダイエット方法に問題ないか見直し、必要に応じて対策を立てて改善していきましょう。


















